青梅市 東京都指定有形文化財 旧吉野家住宅
[2024年12月1日]
青梅市内には数々の文化財住宅がありますが、その中の一つ、旧吉野家住宅は、江戸時代初期に新町村(現在の青梅市新町)を開拓し、代々名主を務めた吉野家の旧宅です。
この住宅は江戸時代末期に建てられ、名主階級の民家として「整形六間型」と呼ばれた多室間取りの姿を今も伝えています。
2022(令和4)年には屋根の葺き替えがされて、きれいな茅葺屋根を見ることができます。
周辺には、都指定旧跡の鈴法寺跡、都指定史跡の青梅新町の大井戸をはじめとして、御嶽神社、東禅寺などの文化財もあるので、ぜひ散歩してみてください。
(「ぐるり39」No.135 2024年12月号 掲載)※最終ページで紹介記事と現地案内をPDFでご覧いただけます。
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