日野市 京王百草園
[2016年1月1日]
多摩丘陵の高台にある京王百草園は、江戸時代は松連寺という寺院で、風光明媚な場所として「江戸名所図会」などに紹介されているそうです。
明治時代には、若山牧水、北村透谷、徳冨蘆花などの文人も訪れています。特に牧水は、ここで失恋の歌「独り歌へる」を作り、牧水の長男・旅人氏設計の歌碑が園内の緑の中に佇んでいます。
梅の開花の季節には約50種500本の梅たちが咲き競い、園内はとても華やかな雰囲気に包まれるんですよ。
みなさんもぜひいってみてください。
(「ぐるり39」No.028 2016年1月号 掲載)※最終ページで紹介記事と現地案内をPDFでご覧いただけます。
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