国立市 本田家鞍(拝領葵紋付馬具)
[2023年2月1日]
旧本田家住宅は、江戸時代より約300年間の歴史を誇る建物で、東京都指定文化財の主屋は、貴重な資料が約7万5千点残っています。
写真の馬具は、本田家4代当主定之が、徳川家3代将軍家光・4代将軍家綱に仕えた際、幕府の厩舎(きゅうしゃ)に勤めた功労で幕府から拝領したと伝わる根来(ねごろ)塗りの鞍です。徳川家家紋の葵紋があり、鞍骨(くらぼね)には「延宝9年」(1681年)の焼き印があります。
(「ぐるり39」No.113 2023年2月号 掲載)※最終ページで紹介記事と現地案内をPDFでご覧いただけます。
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