三鷹市 太宰治文学サロン
[2015年1月1日]
太宰治は、38歳という短い生涯の中で、昭和14年9月からの約7年半は、三鷹の下連雀で家族と一緒に過ごしていたそうです。
太宰治文学サロンは、平成20年の没後60年と翌年の生誕100年を記念して、平成20年3月に開設されました。短編小説「十二月八日」に登場する、太宰が通った酒店(伊勢元)の跡地にあって、開設以来10万人近くの方が訪れています。
このサロンでは、定期的に企画展示が開催されていて、直筆原稿や初版本、初出雑誌など様々な貴重な資料、三鷹での太宰の写真やゆかりの場所の地図などが展示されているそうです。太宰が訪れた銀座のバー『ルパン』の店内をイメージしてカウンターも設置されていて、ここで文献の閲覧などもできるとのこと。
10時30分〜16時30分の間はガイドボランティアが常駐し、太宰の足跡や三鷹についての展示ガイドも行っています。土日祝日は要望に応じて三鷹駅周辺の太宰ゆかりの場所へも案内してくれるそうです。みなさんもぜひ行ってみてください。
(「ぐるり39」No.016 2015年1月号 掲載)※最終ページで紹介記事と現地案内をPDFでご覧いただけます。
とっておき写真館では、当調査会の機関紙「ぐるり39~自治調査会だより~」に掲載した多摩・島しょ地域39市町村のとっておきの場所などを紹介していきます。
市町村別に「ぐるり39」発行に合わせて掲載していきます。ぜひ「ぐるり39」もご覧ください。