平成25年度は、多摩地域が神奈川県から東京都(当時の「東京府」)に移管されてから120周年、と節目の年になりました。この間、多摩地域は着実に発展を遂げてきました。そこで、当調査会は、移管120周年を記念して、多摩地域の歴史を振り返りつつ、その魅力や将来について考えるきっかけとなるよう、平成26年2月3日に「たまには多摩の話しを ~知れば知るほど好きになる~」と題するシンポジウムを開催しました。
シンポジウム当日は、多摩地域の自治体職員50名、都内及び近隣県内住民約380名の参加があり、会場の座席が埋め尽くされ、とても盛況でした。
小金井市民交流センター大ホールに約430名の参加者が来場しました。
コーディネーター兼プレゼンター
嵐山 光三郎氏(作家)
プレゼンター 平野 啓子氏(語り部・かたりすと、美しい多摩川フォーラム副会長)
臼井 努氏(京西テクノス株式会社代表取締役社長、多摩ブルー・グリーン倶楽部会長)
増山 修氏(画家・アニメーション美術家)
・基調講演「土地利用の変化からみた多摩地域の性格」
菊地 俊夫氏(首都大学東京 都市環境科学研究科 教授)
・多摩地域クイズ
出演大学/桜美林大学、首都大学東京、玉川大学、中央大学、東京学芸大学、東京農工大学の学生
解説・講師/菊地 俊夫氏(首都大学東京 都市環境科学研究科 教授)
進行/竹内 駒英氏(フリーアナウンサー)
アシスタント/LLR(東京都住みます芸人)
クイズは全部で5問出題されましたが、ただ単に学生がクイズに対して答えるというのではなく、観覧に来られた方も各々が正解だと思う色の札を挙げ、それを参考にするなどして学生が解答し、その後、菊地教授に詳しく解説していただくといった、会場参加型の大会となりました。
実施報告書
平成26年2月に開催した「多摩東京移管120周年記念シンポジウム」の内容を、実施報告書として取りまとめました。